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一物一価の法則についての深掘り&6月最終週のマーケット振り返り

皆様へ、吉中コメンタリーのテスト配信をお送りさせて頂きます。今後も週1回程度のまとめ配信を考えております。

このテスト配信に対する皆様の感想やご意見をお聞かせください。必要と思われる方の投票が20名を超えるようでしたら、次週以降も続けていきたいと思います

※ 当メールは、2,000名の方にお送りいたしております

一物一価の法則。

アービトラージに関して、学術的・実務的な観点から書き始めています。

これらは将来的な書籍に向けたものなのですが、シンプルなものほど本質の追求が難しく、日本はもちろん、世界でもあまり深堀されてこなかったテーマになります。

内容としては、基礎は勿論、効率的市場仮説や行動ファイナンス理論、関連する論文と反対論としての実践知を戦わせる形を含めたものにできればと考えています。

ところで、ちょっと気が向いてYoutubeを眺めてみました。“一物一価の法則”、“ファイナンス”といったワードでは該当する動画が見当たらなかったので「アービトラージ」で見るとやばい人たちが沢山いました。

ある人は、まずはWikiを読み上げ、次に「リスクは低い」「FXの世界では昔からあった」「今は暗号通貨で焼き直し。つまり既に見た風景」「アービトラージで配当」云々。

大丈夫か?と。

「アービトラージ」本から引用したもの、ネットの三次情報、といった推測ですが。

いずれにせよ、今、日本で「アービトラージ」として認識されているのは、“はとこ”や“みいとこ”の話をしているような感覚です。

「怪しい」・・・・。

骨格となる戦略論、組織論、会計等々の要素があり、それらを踏まえた上で運用者に残された責務が裁定のための比較になります。

ひとまず、いろいろ思うところもありますが、講義でもタイムリーに取り上げさせていただきつつ、裁定の原理を皆さんと共有していければと考えています。

<マーケット・サマリー|毎朝のコメンタリーまとめ>

〇為替:市場は宙に浮いた状態

〇ゴールド/コモディティ:運用者が見ているもの3つ

〇原油:ディーラーの弱点

〇 ビットコイン/暗号資産:踊り場形成か

6/26(月)

マーケットは静観。 “とても”静観。 いろいろ見極めたい状況にあるのでしょう。参加者不在のためアルゴが浮いた感じになっています。

6/27(火)

マーケットですが、株式からコモディティまで非常にアクティブ。 ワグネルが何なのか、ロシア不安とは何なのか。

異様な静けさが数日間続きましたが、市場は何かを理解したように、株買い、コモディティ(穀物)売りにシフトしています。

為替もユーロが円に対して2008年9月以来の水準、ビットコインも巻き戻し。単純にリスクオンという流れではないですが、少なくとも金融市場はポジティブです。

6/28(水)

マーケットは穀物系が続落。 シカゴ小麦は日中の変動幅が6%超の日が続いており、直近は急騰劇がメディアを賑わしたものの、わずか3営業で全ての値を消す格好となりました。

“例”のコーンの下げ幅は更に深く、本日の変動レンジは約8%。

「バイオ燃料の配合量が減少し石油需要が増加するとの思惑からトウモロコシと大豆が急騰」はどうした? 更に悪いのは大豆。勢い余って直近割れ。

これら穀物の動向は見逃せません。

6/29(木)

マーケットは金利上昇でドル続伸、そしてコモディティはソフト系が続落

市場毎で異なるテーマに反応している部分もあれば、どこかで必ずリンクする部分もありつつ、現状はランダムな推移が続いています。

金利は新規失業保険申請件数に反応し上伸。逆イールドに腰が引けていた投資家も、最近はリスクオンの姿勢が目立ちます。

だからと言ってコモディティや暗号資産も同時に買われるわけではない。当たり前ですが、その辺りの難しさですね。

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ココスタ 佐々木徹