その1PIPを削り出せ・・・今年の抱負

箱根駅伝を制した東洋大の「その一秒を削り出せ!」ですが、実はトレードでも同じ事が言えたりします。

あけましておめでとうございます。

ほとんどテレビは見ない管理人なのですが、正月のニュースでこの言葉を見た時に、ちょっとした衝撃を受けました。

10のランナーが各1秒ずつ縮めれば合計10秒の違いになり、最後の順位争いに効いてくるという説明は、確かに納得です。

いくら相手が前や後ろを走っていても、順位が変わらない状況なら「一秒くらい」となってしまうかもしれません。モチベーションがタイムより目に見える順位にコントロールされる状態ですね。

逆に相手も見えない位にブッチギリでトップだったり最後尾だとしても、1秒を詰めようという気は起こりづらいでしょう。これも順位の方に意識がコントロールされている状態です。

このような「戦時中の意識レベル低下」を防ぐため、具体的かつ実行可能な「1秒を削りだす」という行動目標を腕に書き込むことで、意識を「時間」の方にシフトさせ、結果的に東洋大は圧勝しました。

これって実はFXでも同じ事が言えたりするのです。

■: 各トレードで1PIPを削り出せば、、、

トレードにエントリーして想定した時間を経過した後もチャートが膠着状態で、ダラダラポジションを持ってしまうと、利食い・損切りにモチベーションが向かいづらくなることがあります。

「トレードの勝敗」に意識がコントロールされている状態に陥るわけですね。

ですが、こうした時にこそ、意識を「トータルの収益」に集中し、タイムストップ等の手法で微プラスのうちに脱出することで1PIPの削り出しを継続すれば、どのような効果があるでしょう。

1日に3回、週に4回エントリをする人なら、週に12回、月に50回近いトレードをすることになりますから、1ヶ月で50PIP、一年で600PIPが削り出される事になります。

また取引コストを正確に把握して、よりよいブローカーを選択することは、小さいですが取引でのpipコストを削ることにもつながります。

今年の抱負は、当面の間、「その1pipを削り出せ」にしてみたいと思います。

読者の皆様も、よろしければ今年の抱負などをコメント欄に頂けると嬉しいです。

それでは本年も、Happy Trading!