【米テクニカルアナリスト協会公認資格CMT検定1級】合格しました!

10月24日に【米テクニカルアナリスト協会公認資格CMT検定1級】を受験し、合格しました。

CMTとは?

CMTとは「公認テクニカルアナリスト」のことで、”Chartered Market Technician”の頭文字を取ったものです。資格を交付しているのは、米国ニューヨークに拠点を置く米国テクニカルアナリスト協会(MTA:Market Technicians Association)です。

MTA

日本で有名なのは「日本テクニカルアナリスト協会」で、コース履修後に協会認定試験を日本語で受験できるものがありますが、これとは別団体・資格となります。

CMTは米国アナリスト向けの団体です。「CMT:公認テクニカルアナリスト」を名乗るには、今回私が受験した1級の他に2級および筆記試験(すべて英語)を経て会員規約に同意する必要があります。

なぜCMTを受験したのか?

繊維商社の営業マンをしながら一個人トレーダーから出発した私は、渡米先で機関投資家との交流や実戦を通じて欧米のテクニカル分析で地道に実績を積んできました。その知識を基に実用的なトレード手法を伝える活動をしてきましたが、テクニカルの「古典」はほとんど説明せずに今に至ります。

ところが欧米の機関トレーダーも「古典」は常識として身に付けている人がほとんどで、トレーダー目線を手に入れるにはいずれ必要となる分野です。

米国のプロアナリストが最も多く学ぶCMTプログラムを履修することで、より一層、機関投資家の目線に近い情報を発信していこうと思っています。

今後とも、よろしくお願いします。

参考:CMT検定1級のカバー内容

CMT検定1級の出題分野は以下のとおりです。ご興味のある方は、挑戦してみてください!

古典分野

  • ダウ理論

  • エリオット波動論

  • サイクル分析

  • テクニカル分析と対立理論

  • EM仮説とランダムウォーク

  • システムトレードの功罪

チャート分析

  • フィボナッチ数列

  • エリオット波動

  • サポート・レジスタンス

  • チャートパターン

  • ギャップ

統計学

  • 標準偏差

  • ボリンジャーバンド

  • モメンタムの計測

  • 資金管理

チャートの基本構造

  • 発展と歴史

  • フラクタルの考え

  • ローソク足パターン

  • ポイント・アンド・フィギュアチャート

ファンダメンタル分析

  • 市場深度

  • 資金流入

  • 市場心理分析

  • 市場の相対評価