【決定】もっとも使い勝手の良いチャート色設定-TradingView

先日のアンケート記事「チャート背景は何色が良いですか?」では、48時間で71件の回答を頂きました。

この記事では、回答から見えてきた「もっとも使い勝手の良いチャート色設定-TradingView」についてまとめてみます。

背景色の人気は白と黒で二分という結果

まずは背景色の人気からです。

背景色の人気ランキング

完全に2強で分かれることとなりました。

① 白色(ホワイト)42.3%

② 黒色(ブラック)38%

さらにコメント欄で貴重すぎる意見を多数頂きましたので、その一部を紹介してみます。

初心者の視点ですが、Tradingviewの初期画面が白なので、講義の時は白のほうが違和感なく同じことに安心します。反対に黒だと設定が違うことに意識がいきます。

→ 確かに初期設定が白色なので、取引を始めて時間が短い方だと「設定の違い」に意識が取られてしまいますね。新しい自転車に乗るとペダルの傾きに意識が取られるような。納得です。

佐々木先生

お久し振りです。私自身は、ブラック使ってますが、講義はホワイトでも良いかもと思っています。ブラックは目に優しいとか消費電力が少ないかもという理由ですが、ホワイトは頭に残りやすいイメージがあります。私自身は、現在原油とCADのアーブをやってみています。なかなか難しいところもありますが、なんとか身につけたいと思います。それではまた。F様

→ これ大事なんですよね。取引時と受講時の色が同じである必要は無いという点。長年複数のコースを受講頂いている実力者の方なので、説得力も大きいです。

背景の黒は困ります。

印刷すると、黒のインク使いすぎでべっとりし、更に見ずらいです。

ロウソク足の色ですが、上昇は赤か濃いピンクで明るい色、下落は青、緑、など暗い色にして欲しいです。

画像をコピーしたとき、マイテキスト用に色を直しています。

それか、直しやすいように、黒だけで実体を塗るか塗らないかにして欲しいです。

→ 確かに背景が黒だと、インクで紙がヘロヘロになりますね。インク代もかさむし、印刷対応は大切と理解しました。

本来は黒背景が好きなのですが、見本画像の黒背景はダメですね。ローソクの色が暗過ぎて、背景とのコントラストが低く、目が霞んだかの如く見辛い。

→ 背景とのコントラストも適切である必要がありますね。眩しすぎず視認性が良いこと。理解しました。

一般に黒ベースの白地の方がユニバーサルな識字性はよいと言われていますが、自分は相場が上手く動かないときに気が重くなるので白にしています(笑)

→ 確かにメンタルが沈んでいるとき、暗い画面を見ると飲み込まれてしまいそうになるかも知れないですね。

見た目の格好良さで選べぶとブラックです。ただし、私は背景を少しベージュ色で、陽線(白)、陰線(黒)にしております。

→ ベージュ色、つまり「ペーパーカラー」の方が受講には適していますね。

ブラック系は網膜か脳か分かりませんが、視線を変えると残像が見えます。

→ ブラウザなどは標準設定の背景が明るいので、普段の環境と比較して違和感を感じることはありそうですね。

かねてから私も気になることでした。改めて、試してみました。グレーが見やすく気持ちも落ち着きます。目にも優しいように感じました。検証のためのプリントアウト時は色を変えるのでいいと思います。

やはり印刷対応の自由度が必要ですね。

この色設定に落ち着きました

頂いたご意見、ポイントなどをまとめ、講義でのチャート色は以下の設定を選ぶことにしました。

↑ 上のリンクで設定したチャートを表示することができます。

以下は設定で使った色です。もしご興味のある方は、試してみてください。

  • 背景色:fdf5e8

Paper White と呼ばれる色で、紙に近い色合いを目指しています。

自分が使っているEIZOモニタも、「Paper」の色設定が標準搭載されています。少し黄色系の色で表示されます。

ブルーライト遮断グラスも黄色がかった色をしていることからも、目に優しい色であることが分かります。

  • ローソク足:192334

ローソクは中抜きにしました。これなら白黒で印刷できますから、コスト削減出来ますしね。

色はシアンブルーの陰を濃くしたもの。TradingView のダークテーマで使われており、個人的に目に優しく気に入っています。

最後に、アンケートへ記入を頂いた方、記事を見て頂いた方、貴重な時間を割いて頂きまして、ありがとうございました。

皆さんのチャートが心地よい色設定になりますように!